●病気のこと

実はさすけには持病があります。
これについては「さすけ通信」に書こうかどうしようか迷っていたのです。あまりいい話ではないし、詳細もよくわかっていないこともあって、しばらく様子を見ていたのです。

さすけを拾ってきたばかりのころは気にならなかったのですが、ひと月も経った頃、妙に口臭が気になりだしました。
最初は歯槽膿漏か内臓系の病気だろうと思って検査したのですが、内臓の異常もなく、歯石もたまっておらずで、きっと野良時代に何か拾い食いでもして胃が悪いのだろうと考えていました。

以前、瓜実条虫にかかったとき、ちょうど家の近所に獣医が開業したので今までの獣医から近場のそこで診察を受けました。
虫については虫下し一発で完治したのですが、その際、今まで気になっていたさすけの口臭のことについて相談してみました。

ちょうどその頃はよく食事を残すようになっていたのです。
さすけの食事はカリカリエサとネコ缶を適当に混ぜて与えていたのですが、なぜかカリカリだけ残していたのです。
その後、いつも噛んで遊んでいるおもちゃが血まみれであることに気づき、「これは尋常ではない!」と思い、相談したのです。

結論としては原因不明です。
先生曰く、免疫関連の問題で、過剰に反応して自らの細胞を破壊してしまうことあるようで、おそらくそれではないか、とのことですが、病名も詳細も不明です。ただ、定期的に炎症を抑える薬を注射しないと食事がつらくなってしまうとのことでした。
それ以来、さすけは毎月1回、注射に行きます。

一見すると、さすけに悲壮感はないようです。
確かにカリカリエサは残しますが、遊びもするし、ものをかじったりもします。ひょっとすると歯茎が「痛い」というよりも「痛痒い」のかも知れません。
上の写真は前回の注射を打ってから3週間程度経過したときの状態です。
下あごの、人間に例えると下唇のあたりが妙に赤黒く見えませんか?
この状態になると、ちょっと口臭が気になってきて、カリカリエサを残すようになります。そうなったら獣医に行って注射を打ってもらいます。
当初は1.5ヶ月程度は効いていたのですが最近では間隔が短くなってきているようで、ちょっと心配です。

このような問題でお金の話をするのも何なのですが、注射は1回3,500円です。
今のところ、月イチで投与しています。

でも、さすけは毎日元気なのが救いです。


[ 日々是好日 ]